distance 触れる肌の下がっていく温度を つないだ手のほどけていく感触を いつのまにかこんなにも遠く いつなら取り戻せたろう いつから始まっていたのだろう 触れる肌の下がっていく温度を つないだ手のほどけていく感触を 悲しみとほんの少しの安堵 狂おしい感情で見送っている