road
長い旅路の途中、道の交わるそのときに
ともに歩んだその時間
笑ったことも、泣かされたことも、
きっともう覚えていないことも
たくさんのことがあった
長い旅路の途中、道の交わるそのときに
ともに歩んだその時間
何事にも変えがたく、それは真実だった
長い旅路の途中、道の分たれるそのときに
振り返って手を振ったその瞬間
笑ったことも、泣かされたことも
全ては過去になる
長い旅路の途中、道の分たれるそのときに
振り返って手を振ったその瞬間
きっともう肩を並べることは無いだろう、それが現実だった
そんなもんだろう それでいいだろう
いつか倒れるそのときには、けれど、思い出すだろう
そのときまでは、ひとりで歩き続ける
オレもオマエも、たったひとりで歩き続ける
いつか辿りつくそのときには、それでも、思い出して欲しい
―それだけできっと。
そんなもんだろう それでいいだろう だからいいのだろう
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